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勝浦の土地と共生する食
漁業は土地の変化に繊細だ。天候はもちろん、わたしたちの発する光や音、気配も、手の入り方ひとつひとつ、すべてがそのままわたしたちの口にかえってくる。
地元の声に耳を傾け、海の生き物に手を委ね、入江にそっと、お邪魔する。
伊勢海老、カツオ、金目鯛、海の幸、豚に椎茸、野菜など、山や里の幸、いただいた地元の食材を料理に仕上げ、手作り家具や勝浦の流木に囲まれた空間のなか、紛れ込んだ潮風でからだを包み、勝浦を食べる。それも、全力で、美味しく。
私たちはそうしたことを、土地と共存する、と呼びたい。